兄弟で共有している実家を売るには|全員の同意をどう取るか
この記事の要点
- 共有名義の家は全員の同意がないと売れない(自分の持分だけなら売れるが、買い手は限られる)
- 先に決めるのは「売るかどうか」ではなく「誰が代表で動くか」「代金と費用をどう分けるか」
- まとまらないなら、持分の買取・共有物分割請求という出口があるが、関係は悪化しやすい
順番
- 相続登記の状態を確認する。故人名義のままなら、まず誰の名義にするか(共有か単独か)を決める
- 代表者を決める。業者との連絡・書類の取りまとめを1人に集約しないと進まない
- 費用と代金の分け方を先に決める。片付け費用・登記費用・仲介手数料を誰がいつ払うか。売却代金の分配割合
- 売り方を決める。買取か仲介か。全員が納得できる最低価格を決めておく
- 合意内容を書面に残す。口約束は後で揉める
まとまらないとき
| 方法 | 利点 | 注意 |
|---|---|---|
| 自分の持分だけを売る | 共有者の同意不要 | 買い手が限られ、価格は大幅に下がる。他の共有者との関係悪化 |
| 共有者に持分を買ってもらう | 家を残せる | 買う側に資金が要る |
| 共有物分割請求(裁判) | 最終的に決着する | 時間と費用。競売になると価格が下がる |
「持分だけ買い取ります」という業者は、買い取った持分を使って他の共有者に交渉します。使う前に、他の共有者との関係がどうなるかを考えてください。専門家(弁護士・司法書士)への相談を先に。
出典・確認先
確認日:2026年09月18日。制度・金額は変更されることがあります。必ず公式情報で最新をご確認ください。